なぜ、患部を刺激してはいけないのか?

半月板損傷、手術


半月板損傷などの慢性痛の場合、
患部の筋トレや、マッサージは、悪化や慢性化の危険性があります。
一般的には、患部に何かをするのが常識になっていますが、慢性痛の場合はそれはあてはまらないと考えています。


それをなじみ深い肩凝りで考えてみましょう。
”肩は、揉めば揉むほど悪くなる”
一般とは逆の意見と思われがちですが、実際には理にかなった考え方なんです。


なぜ、肩はこるのでしょうか。
いろいろな原因が考えられます。


一つ言えるのは、肩が固く凝っている部分は、”必要があって”凝っているということ。
そこを固くしないといけない理由が体にはあるということです。


建物で考えてみれば、構造上問題があるところに、補強として柱をいれる。
つまり、肩の凝りは、この補強用の柱だと考えていいと思います。
必要なんですね。


本当は、肩凝りの原因をとってあげれば、肩にはふれなくても勝手にゆるんでくれます。
もう、補強する必要がなくなるからです。


でも、肩が凝っているときに、肩を揉んでしまうと、筋肉は反射的に一時”ゆるんで”しまいます。
補強がなくなってしまう。


そうなると大変なので、体は、また補強をいれます。同じ場所に。
前よりも、強く。


そうやって、肩凝りの原因には目を向けずに、
張ってるところだけを揉んだり、刺激をいれたりを繰り返していると、
補強の柱はどんどん強固になっていきます。
どんどん肩が凝ってくるということです。


一番、なじみやすい肩凝りで説明させていただきましたが、
これは、肩凝りだけじゃなく、膝痛、腰痛、股関節痛などすべての関節痛にあてはまることなんですね。


痛いときは患部にはなにもしない
これが最もたいせつだと思います。